マーケット情報

短期金融市場ウィークリー

2020/8/3(月)~2020/8/7(金)の市況

インターバンク市場

今週のインターバンク市場は、税・保険料揚げや短国・国債の発行要因などが多く、日銀当座預金残高は450兆円台前半から440兆円台後半まで減少した。無担コールO/Nは、先週に引き続き、調達サイドが全般的に強い展開となった。業態別にみると都銀業態で▲0.030~▲0.020%、地銀業態で▲0.030~▲0.015%、信託業態で▲0.030~▲0.020%、証券業態で▲0.022~▲0.020%と、狭いレンジでの出合いが中心となった。加重平均レートは概ね▲0.02%程度で推移した。ターム物は月内のショートタームで▲0.030~▲0.020%の出合いが見られた。
固定金利方式による共通担保資金供給オペは7日に2W物・20,000億円がオファーされ、2,851億円(期落ち額3,061億円)と札割れとなった。

レポ市場

今週のO/NGCは週を通して投資家の資金調達ニーズが見られたことで、概ね▲0.07%前後の出合いとなった。週初3日のT/Nは▲0.07%の出合い。翌4日のT/Nは▲0.075~▲0.065%の出合い。その後も同水準の出合いが続いたが、週末7日のT/Nは短国の発行が重なったこともあって、▲0.05%程度までレートが上昇した。
SCについては、5y140~143、10y354~358、20y169~173、40y13にビッドが多くみられた。

短国市場

今週の短国市場は、在庫の積み上がりを受けて、軟調に推移した。特に6M物においては、在庫の積み上がりや、オペ売却への期待感が弱まったことからレートが上昇し、6日の入札以降は▲0.130%台で推移する展開となった。3M物は、▲0.082~▲0.075%と軟調に推移する中、週末の入札後は▲0.06%台での出合いとなった。1Y物は動意なく閑散なマーケットとなった。
4日に実施された短国買入オペは、前回から5,000億円減額の20,000億円でオファーされた。市場予想の下限額だったこともあってか、平均落札利回較差+0.010%、按分落札利回較差+0.008%と、やや弱めの結果となった。
6日に実施された6M物の入札は、WI取引において、▲0.150~▲0.137%での出合いが見られる中、平均落札利回▲0.1454%、按分落札利回▲0.1375%と、弱めの結果となった。結果発表後のセカンダリーマーケットでは、▲0.137~▲0.135%の出合いと、軟調に推移した。
7日に実施された3M物の入札は、WI取引においては▲0.078~▲0.074%での出合いが見られたものの、平均落札利回▲0.0737%、按分落札利回▲0.0669%と、弱めの結果となった。結果発表後のセカンダリーマーケットにおいては、▲0.070~▲0.063%出合いと、按分付近での出合いとなった。

CD・CP市場

今週のCP市場は、3,200億円程度の償還総額に対して、商社・機械等からまとまった発行が実施されたことで、発行総額は4,000億円強となった。先行き不透明感の強い中、事業法人の発行ニーズは引き続き堅調であり、市場残高は週を通して25兆円台後半で推移した。7月と比較すると増加ペース自体は鈍化しているが、日次ベースでは過去最高残高を連日更新した。発行レートは、新型コロナ対応オペの担保需要等から9月末越えの希少銘柄で積極的な水準での買い姿勢が一部で観測されたものの、過去最高水準の市場残高を背景に、殆どの銘柄で0%から若干のマイナス程度での決着が中心となった。

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